古志
俳句結社「古志」のホームページ

大谷弘至 『楽しい孤独 小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか』

On 2021年11月12日 · Leave a Comment

大谷主宰の新刊です。

『楽しい孤独 小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか』(中公新書ラクレ)

著者:大谷弘至
定価:900円+税
発行:中央公論新社
ISBN:978-4121507464

老(おい)が身の値(ね)ぶみをさるるけさの春 一茶

「値踏みをする」は「値段を見積もる」という意味です。老人である一茶に対して、世間の目はあたかも商品の値段を付けるかのようであるというのです。一人住まいの貧しい老人である自分は価値のない存在としてみられている……一茶は、そんな世間の冷酷な視線ですら面白がり俳句にしてしまいます。いったいどうやったら、そんなことができるのでしょうか。
本書は、一茶の生涯をたどり、彼が遺した俳句を味わいながら、つらいことばかりが多い人生と向き合い、世間という荒波の中でどのように暮らしていていけばよいのか、生きるヒントを探る旅のガイドブックのようなものなのかもしれません。

Continue Reading →
  • 古志について

    • 古志とは
    • 俳句の五か条
    • 入会案内
    • 句会案内
    • 古志の賞
    • お問い合せ
    • 著作権
  • リンク

    • 大谷弘至公式サイト
    • 古志ブログ
    • 古志青年部ブログ
    • 季語と歳時記の会
    • 長谷川櫂のサイト
    • 長谷川櫂をよむ
  • 書籍案内

    • 句集
    • 入門書
    • 評論・随筆
    • 大谷弘至著作
    • 長谷川櫂著作
    • 古志叢書
  • 検索

過去の投稿

最近の投稿

  • 5月14日 深川句会(対面句会)のご案内
  • 2025年5月主宰・前主宰の動向
  • 4月26日、YouTube句会のご案内
  • 令和6年度日本芸術院賞
  • 古志2025年4月号
  • 4月9日 深川句会(対面句会)のご案内
  • 2025年4月主宰・前主宰の動向
  • 古典講座『続虚栗』「旅人と」の巻評釈(YouTubeライブ配信)
  • 3月22日、YouTube句会のご案内
  • 周龍梅 句集『蝸牛』
© since 2010 古志 : Copyright Koshi All rights reserved. Never reproduce or replicate without written permission.
Platform by PageLines