古志
日本文学全集12『松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙』
池澤夏樹個人編集『日本文学全集12』(河出書房新社)の芭蕉、蕪村、一茶の巻が刊行されました。長谷川前主宰が一茶を担当されています(新しい一茶)。
- 松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙
- 著者:松浦寿輝/辻原登/長谷川櫂/その他
- 定価:2,600円+税
- 発行:河出書房新社
- 発行日:2016年6月10日
- ISBN:978-43097-2882-7
(池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 12)
<解説より>
東北・北陸の各地を旅し、数々の名句や研ぎ澄まされた散文による夢幻的紀行「おくのほそ道」(新訳・松浦寿輝)をはじめ、「閑さや岩にしみ入蝉の声」(芭蕉)、「夏河を越すうれしさよ手に草履」(蕪村)、「白魚のどつと生るゝおぼろ哉」(一茶)といった名句の数々と、連句「『鳶の羽も』の巻」、長詩「春風馬堤曲」など、江戸期俳諧三人の巨星の名句・連句を精選し、新たに評釈を付す。俳諧の文学的・詩的魅力を味わい尽くす最良の入門書。他に、鼎談形式で歌仙を愉しむ『とくとく歌仙』より「『加賀暖簾の卷』について」なども収録。
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