角川書店編『新版 角川俳句大歳時記』が刊行されます。長谷川前主宰が編集委員を務めています。2022年2月、『春』より順次刊行。全巻セット早期予約(書店申し込み限定)で特製一筆箋+図書カードNEXT500円分がもらえるキャンペーンを実施中(キャンペーン締切は2021年12月31日まで)。全国書店にて予約お申し込みください(ネット書店でのご予約は対象外です)。
大谷主宰の新刊です。
『楽しい孤独 小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか』(中公新書ラクレ)
著者:大谷弘至
定価:900円+税
発行:中央公論新社
ISBN:978-4121507464
老(おい)が身の値(ね)ぶみをさるるけさの春 一茶
「値踏みをする」は「値段を見積もる」という意味です。老人である一茶に対して、世間の目はあたかも商品の値段を付けるかのようであるというのです。一人住まいの貧しい老人である自分は価値のない存在としてみられている……一茶は、そんな世間の冷酷な視線ですら面白がり俳句にしてしまいます。いったいどうやったら、そんなことができるのでしょうか。
本書は、一茶の生涯をたどり、彼が遺した俳句を味わいながら、つらいことばかりが多い人生と向き合い、世間という荒波の中でどのように暮らしていていけばよいのか、生きるヒントを探る旅のガイドブックのようなものなのかもしれません。
『日本の歳時記』(2012年1月既刊)を季節ごとに分冊化したものです。小型版で持ち運びが便利になりました。長谷川櫂前主宰が編集委員として参加。大谷弘至主宰の執筆による俳人解説も増補されました。どうぞお近くの書店にてお買い求め下さい。
長谷川前主宰の新刊です。「NHK俳句」と「角川俳句」に書き継がれた、俳句の「切れ」についての連載が、5年越しに1冊の本となりました。
長谷川主宰の『日本人の暦』が刊行されました。太陽暦に古くからの暦が組み合わさったものを「日本人の暦」と捉え、この「日本人の暦」をもとに日本の年中行事を解説した一書です。古志会員の例句も多く取り上げられています。
「五・七・五で詠む」「季語を入れる」 「切れがある」等々の、俳句の約束事を明快に解説。初心者から上級者まで必携の書。
決定版一億人の俳句入門(講談社現代新書)
著者:長谷川櫂
価格:720円+税
発行所:講談社
発行日:平成21年12月20日