古志
編集長日記21
5月4日(金)、大谷主宰出席の鍛錬句会(2日目)に参加。
参加者は16名。
午後には晴天に恵まれる。
亀戸天神の藤の花はやや盛りを過ぎていたものの、昨日の雨にたえて美しく咲いていた。
池から驚くべき数の亀がのぼり出て、岩の上で日光浴をしていた。ときおり足をすべらせてぼちゃんと落下する亀も。
人出が多くなかなか天神さまに近づけない。夕方の休憩のときには空いていて、ゆっくり吟行することができた。
賢げな天神様の小亀かな 伸子
落とされてまた這ひのぼる亀の夏 千方
葉桜や今も湧きつぐ亀が井戸 道子
参加された方々は最後の6句座まで集中力を切らさず、真剣に俳句と向いあっていた。
永き日や俳句狂ひの良き仲間 宣行
彫心鏤骨の苦しみも厭わぬ我らである。
市川きつね
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