古志
前主宰が読売新聞に連載中の「四季」、2010年〜2012年3月までの分が、中公新書『四季のうた — 詩歌の国』として刊行されました。
読売新聞に連載中の「四季」の2008、2009年度分が新書『日めくり 四季のうた』として刊行されました。かぐや姫から現代詩人まで、一日一詩を紹介したものです。
聖なる六尺の病床で近代俳句の礎を築いた子規。「真の革新は、古典から生まれる」と説く著者が、子規の俳句革新の意義に迫り、「即時ということ」「拙の文学」「子規の食卓」等、新たな子規像に鋭く迫ります。
石田波郷、中村草田男、加藤楸邨、飯田龍太、平井照敏、飴山實、川崎展宏の七人の俳人についての文章を収録した評論集です。
海と竪琴
著者:長谷川櫂
価格:2,300円+税
発行所:花神社
発行日:平成22年4月1日
和食、和服、和室…、「和」はいろいろな言葉に添えられて日本的という意味を付け加えているにすぎないようにみえる。だが本来、和とは、異質のものを調和させ、新たに創造する力を指すのだ。倭の時代から人々は外来の文物を喜んで迎え、選択・改良を繰り返してきた。漢字という中国文化との出会いを経て仮名を生み出したように。和はどのように生まれ、日本の人々の生きる力となったのか。豊富な事例から和の原型に迫る。
著者:長谷川櫂 価格:777円税込 発行:中央公論新社 発売:2009年6月 ISBN:978-4121020109