古志
編集長日記6
1月14日(土)、大谷主宰出席の東京句会に参加。
初句会ということで大勢の参加者。終始にぎやかな雰囲気。
タイからはイーブン美奈子さんが参加するなど、普段句会で会えない方にもたくさんお会いできてうれしかった。
ぱりぱりと辻占せんべい花の春 光枝
主宰「辻占せんべいの占いの結果についてはごたごた言わず、せんべいをただ食べている。このずらしの芸、かるみがいかにも花の春。めでたい。」
印象的だったことは、
「言葉のもつ陰と陽を考える必要があります。同じことを詠むにしても、そこでめでたさが出るか出ないかがかかわってきます。」
第二句座の席題は「悴む」「寒鰤」「淑気」
「『悴む』はどちらかと言えば陰の言葉ですので、どう明るく転じるかがポイントです。」
さきほどの教えとつながって理解。
悴める手に子をつよく抱きとらん 千方
市川きつね
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