古志
編集長日記8
1月29日(日)、大谷主宰出席の青年部句会に参加。
吟行会場は向島百花園。山本純人さんが初参加。
欠席投句も交えた第一句座。
奇をてらわない岡崎さんの句には、はっとさせられることが多い。
第二、第三句座は吟行句。風が強い日だったが、句座と句座の間には、再び全員で吟行のため外に出た。
容赦なく雪が草葉にのしかかる 裕隆
雪吊りの微動だにせぬ強さかな 直子
今回も主宰の添削から学ぶことが多かった。句会を通じてそのノウハウを身につけ、自分の句の推敲に活かしていきたい。
主宰は「自分で句ができたと思っても、俳句のたましいが入っていなければ俳句にはならない」とおっしゃった。
古志2011年11月号掲載の主宰へのインタビューにおいて「俳句は人と人、あるいは人と自然とのかかわりあい」だと語られていた。
技術だけに目を向けるのでなく、こういった教えも忘れないようにしていきたい。
市川きつね
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