1月29日(日)、大谷主宰出席の青年部句会に参加。
吟行会場は向島百花園。山本純人さんが初参加。


欠席投句も交えた第一句座。

    目つむりて日ざしの中の懐手  陽市


奇をてらわない岡崎さんの句には、はっとさせられることが多い。


第二、第三句座は吟行句。風が強い日だったが、句座と句座の間には、再び全員で吟行のため外に出た。

  
   容赦なく雪が草葉にのしかかる  裕隆
   雪吊りの微動だにせぬ強さかな  直子

今回も主宰の添削から学ぶことが多かった。句会を通じてそのノウハウを身につけ、自分の句の推敲に活かしていきたい。
主宰は「自分で句ができたと思っても、俳句のたましいが入っていなければ俳句にはならない」とおっしゃった。
古志2011年11月号掲載の主宰へのインタビューにおいて「俳句は人と人、あるいは人と自然とのかかわりあい」だと語られていた。
技術だけに目を向けるのでなく、こういった教えも忘れないようにしていきたい。



市川きつね

 

Comments are closed.